レイトショウ

映画「大奥」を観にいく。
期待はずれの印象。
もっとドロドロしたものを大奥には期待していたのに。
杉田かおるの三白眼だけが目立った。


大作の映画ができると、ここぞとばかりにCMされるのも、
どうかと思った。映画を見ながら、ああ、ここがあのシーン
とか思うが、どれも決してCMで見たときに想像を膨らませて
期待した以上の印象は残さないものだ。
むしろ映画自体がきれぎれに良いシーンを縫い合わせたコラージュのように
思えて、逆効果。


ついでに、中盤からエンドロールが流れるまで、隣に座った女性が
鼻をすすって泣き続けていて、この映画でどうやったら涙を流すまでに
至れるのだろうと、不思議でしょうがなかった。