狂言まわし

大人の仕事


近頃パンを買いにいく夢を数度みる。

昨日は東京に戻っていた。
ただしこちらには帰ってくるつもりでいて、
母と姉とにお土産に東京の美味しいパンを買って帰ってあげようなど考えている。
なぜだかパン屋の店員は知り合いのようだ。
にこやかに挨拶などを交わす。
けれど私は自分の財布にお金が全く入っていないことに気付く。
おろしに行けばよいけれど、おろしたところで口座にはこれから引き落とされる諸経費の分きっちりとしか入れていない。
更に、探してみてもキャッシュカードもない。
「カード使えますか?」
と聞いてみるもののクレジットカードもない。
お金がないことを察した店員はなんとなく表情が曇り、困惑している。

そこに私の高校の同級生が2、3人現れる。
もう8年近く、連絡もしていないのに。
皆、現れたところでこの人たちにパンを買ってもらうわけにはいかない。
皆、わたしにパンを買うお金を貸そうなどと少しも考えていなさそう。

というより、私はお金を持たずに飛行機に乗れるのか?
家まで帰りつけるのか?

しかしパンを諦められないし…。

という夢。


そして今日の朝ごはんはあまり美味しくない、スーパーでうっている巨大なパンだった。